脱水するとなると、皮下輸液の出番。
月に一回、半月に一回なら通院でもいいけど
一日置き、毎日となると通院は辛い。
ししどさんにも負担、財布も大打撃。
なので、猫さんにも財布にも負担の少ない
自宅で皮下輸液をすることに。
ししどさんにしてみれば
針を刺されて痛いし、皮下に違和感。
喜んで受け入れてもらえる訳はなく(涙)
それでも一月経ち、二月経ち、一年経ち…
ししどさん、なんとか輸液に慣れて
ひたすら忍耐してくれてるおがげで
毎日、120mlの皮下輸液をしている。
いつも頑張ってくれて、ありがとう。ししどさん。
また、色々アドバイスして下さった皆様のおかげです。
ホントに、ありがとうございます。
今は、こんな感じで輸液してますってことで。

輸液パック、使わないときは黒い袋を被せて
日陰に吊るしている。先生に聞いたところ
常温保存で、大丈夫ってことなので。

輸液パックを湯せんして温くする。

ほっぺにつけて、ほんのり温い程度で湯せん終了。
特製室内物干し(笑)に、S字フックをかけて
輸液パックを吊るしている。
上のフックは向きが自在に変えられるので便利。
うちは輸液パックに、輸液ラインを繋いで、直接輸液する。

19Gの針、カット綿を用意する。
うちは、皮下輸液にアルコール消毒はしていない。

輸液ラインに針を付ける。

保定は箱座りだったり、横になったり。
今日は、ちょと横向き。(黄色○は針を入れる場所)

針を刺す場所は、お尻に近いお腹あたりの
伸びるところ。(黄色○は針を入れる場所)
肩甲骨に近い方が、痛点が少ないらしいのだが
ししどさんの脇には、いぼンヌちゃんがあるので
あんまり刺激したくないなぁ…っていうのと
お腹の方が、輸液の落ちが早いような気がするので。

皮膚をつまんで、位置決め。つまんだ三角の真ん中に
針を入れるため、毛をかき分けて針が刺せる位に皮膚を出す。

いよいよ、針を刺す。
先生に「びくびくしないで勢いを付けて」と言われ
ブスっと刺していたが、わたしがブスっとやると
かえって引っ掛かる事が多いので、慎重にミシミシっと
刺していって、針が隙間に入っているか
ほんのちょと、針を動かして確認する。
針を刺した後は、まわりの皮膚を、ほんのちょと
持ち上げてみる。(隙間を開ける感じ)

輸液中。いつもは、ぽちが軽く保定。
首の後ろを撫でつつ、輸液が落ちるのを待つ。

輸液が入ったら、針を抜き
止血のため、カット綿で押さえる。

ししどさん、輸液が終わると、そそくさとストーブの上に。
輸液溜まりを、ゆるゆるとさすって、マッサージ。

輸液溜まり。後ろ足だったり、お腹にできたりする。
こんな感じで、05年1月末から一日置き
3月末からは毎日、自宅で輸液をしている。
今は500mlのソルデム1を、4日で使いきる。
ラインはソルデム3〜4パックにつき一本で
針は毎回、変えている。
輸液を早く落とすために太めの針(19G)を
使っているので、細い針に比べて
皮膚へのダメージは大きいと思うけど
穿刺時にアルコール消毒はしてないし
刺しどころが悪くて、血が出ちゃったりしても
カット綿を当てて、止血するだけ。
パックの保存方法は、ライン刺しっぱなしで
黒いビニル袋を被せて、部屋にぶら下げっぱなし。
輸液を暖めるときも、ラインは刺しっぱなし。
この状況で、特に問題は起こってない。
ただ、輸液セットに雑菌混入、ぼんぼん繁殖
ししどさんの免疫力が落ちてて、あうあう(滝汗)
…って可能性も、無い訳じゃないので
針を刺したところが、じくじくしてたり
輸液の入ったところが膿んできたり
触られると痛がったりしないか…等々
針を刺した後の状態は、要チェックってことで。
07年9月に入って、ししどさん
穿刺時に痛がることが増えたり
血液がラインに逆流することがあって
太めな19G針から、21G針に変更。